宿泊を伴うお出かけに必要なキャリーケース。せっかく購入するのなら、おしゃれなものを選んでより一層旅を楽しみたいものです。ただ、見た目だけで選んでしまうと後悔してしまう可能性があるでしょう。
この記事では見た目だけで選んで後悔しないためにも、おしゃれなキャリーケースに出会った時に確認して欲しいポイントをお伝えします。キャリーケースの種類についても詳しく書いているので、初めて買う方も安心して購入できるでしょう。
おしゃれなだけではNGである理由
「おしゃれで気に入ったものを買ったのに後悔することなんてあるの?」と思われた方もいるかもしれません。しかし実際は、見た目だけで選んで買ってしまうと、使ってみた際に「思っていたものと違った」と思う場面が出てくることがあります。
たとえばキャリーケースの容量。見た目だけで選んで購入した場合、容量が足りなくて必要な荷物が入りきらない可能性があります。また、必要以上に大きすぎてスカスカのキャリーケースを持ち歩かなければならないということもあるでしょう。
容量の他にも、キャリーケースの素材や開閉方法、カギの種類など、購入する前に確認しておきたい項目がいくつか存在します。おしゃれなキャリーケースを見つけた時は、ぜひ以下の選び方を参考に購入を検討してみてください。
おしゃれで実用的なキャリーケースの選び方とは?
ここからは、おしゃれで実用的なキャリーケースの選び方を見ていきます。
目的に合った容量を選ぼう
はじめにチェックしておきたいのがキャリーケースの容量です。一般的な容量の目安としては「1泊につき10リットル」とされています。
例外として、1泊〜2泊の場合には30リットル前後のものを選ぶのがおすすめです。1泊〜2泊より宿泊日数が多い場合には「宿泊日数×10リットル」で計算してみると必要な容量がわかるので、ぜひ試してみてください。
ハードタイプとソフトタイプの違いを知ろう
続いてはキャリーケースの素材についてです。キャリーケースには大きく分けて「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類のタイプがあります。この2種類のタイプにはどちらにも良い点と注意が必要な点があります。2つのタイプの特徴を知った上で、自分の旅に合ったタイプのものを選ぶと良いですよ。
1つ目の「ハードタイプ」のキャリーケースは、強化プラスチックやポリカーボネート、ABS樹脂などの頑丈な素材で作られています。防水性もあるのでキャリーケース内の荷物をしっかりと守ってくれ、安心性が高いのが良い点です。
しかし、ソフトケースのような柔軟性はないので容量を超えた荷物の詰め込みはできません。上に乗って無理やり詰め込んだりするとケースが割れてしまう可能性があります。また、壁などにぶつけた際に傷がつきやすいので注意が必要です。
2つ目の「ソフトタイプ」のキャリーケースは、ナイロン素材やポリエステル素材で作られています。柔軟性があるため、帰りにお土産などで荷物が増えてしまっても、ある程度であれば詰め込むことができます。外にポケットがついているタイプも多く、すぐに取り出したいガイドブックやチケットなどの荷物を入れることも可能です。
注意しておきたい点は、柔軟性が高く防水性がないために、中の荷物が変形したり濡れてしまったりすることです。また、日本国内ではあまりないかもしれませんが、布製のため刃物で切り裂くことができ、荷物を盗難される危険性があります。
自分の使いやすい開閉方法を選ぼう
キャスターケースには開き方も大きく分けて「両面開き」「片面開き」の2つのタイプがあります。こちらもそれぞれの特徴がありますので、旅先での過ごし方に合わせて選んでみてください。
まずは「両面開き」。キャリーケースの中央が開くタイプのものです。こちらのタイプは整理整頓がしやすく必要な荷物を探しやすいのが良い点です。しかし、床に広げて開かなければ荷物を取り出せないため、空港やホテルの部屋の通路など、スペースを確保できない場所では扱いづらいので注意が必要です。
もう一方の「片面開き」はキャリーケースの前面が開くタイプのものです。こちらのタイプは床に広げて開かなくても荷物を取り出すことができるので、スペースがあまりない場所でも使いやすいです。また、中央で分かれていないため、大きな荷物を入れることも可能です。ただ、収納場所が一箇所なので整理整頓をしなければ、荷物が乱れて必要なものが探しづらくなる可能性があるので注意が必要です。
キャスターの種類にも違いがある
こちらも先ほどまでと同様、大きく分けて2つのタイプがあるので自分にあったタイプを選んでみてください。
一つ目のタイプは「2輪タイプ」です。こちらはソフトタイプのキャリーケースについていることが多いです。2輪タイプのものは車輪軸が固定されていることもあり、左右にブレることなくデコボコとしている道でも安定した走行をすることができます。また、電車等に乗ってキャリーケースを置いておく際にも安定して立ってくれるので、安心して乗り物に持ち込むことができます。
一方で、車輪軸が固定されているために小回りが効きにくいのがデメリットです。加えて、斜めに引く体勢を取るため、長時間キャリーケースを持って移動する際は腕が疲れてしまうこともあります。
もう一つのタイプは「4輪タイプ」です。こちらはハードタイプのキャリーケースについていることが多いです。車輪軸が固定されておらず、360度回るため小回りが効きます。また、2輪タイプと比べると腕への負担が少ないのも嬉しいです。
しかし、キャスターの数が多い分、2輪タイプと比べるとキャリーケースを引いている時の音が大きいです。また、乗り物に乗った際に勝手にキャリーケースが動いてしまうことなど注意が必要な点もあります。4輪タイプのキャリーケースを使って乗り物に乗りたい、という場合にはキャスターロックがついているものをおすすめします。
ロックの種類も要チェック
キャリーケースを探している中で「TSAロック」という種類のロックを見た方もいるかと思われます。こちらはアメリカ(ハワイ、グアム、アラスカ、サイパンも含みます)に行く方にとって、大事なロックとなります。
アメリカでは2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件の影響で、空港では荷物の厳格な検査が行われています。保安上必要であれば、X線検査だけではなく実際に運輸保安局(TSA)職員がキャリーケースを開けて荷物を確認することがあるので、鍵をかけて荷物を預けることが推奨されていません。
仮に鍵を施錠したまま預けた場合、運輸保安局(TSA)職員には鍵を破壊することが認められているため、中身を確認する際に鍵を破壊される可能性があるのです。
そこで活躍するのが「TSAロック」。こちらのロックは運輸保安局(TSA)職員が専用の合鍵を使ってロックを解除できるため、鍵をかけたまま預けても破壊される心配がありません。
まとめ
せっかく旅に出るのなら、おしゃれで使いやすいキャリーケースを持って出かけたいところです。今回の選び方を参考に、ぜひ神戸元町リベラルであなたにぴったりのおしゃれなキャリーケースを探してみてください。「神戸元町リベラル」では、おしゃれで機能的なキャリーケースを数多く取り扱っています。ぜひ一度、お気軽にホームページをご覧ください。