営業など、外回りで結構仕事中に歩き回る方も多いでしょう。そうなるとビジネスシューズを選ぶにあたって、歩きやすさは優先順位の上位になるでしょう。ところで歩きやすいビジネスシューズを探すにあたって、どこを見ればよいのでしょうか。選び方のポイントについて、ここでは詳しく見ていきます。
靴選びの基本を押さえよう
歩きやすいビジネスシューズを購入するにあたって、サイズや軽さなど押さえておくべき基本的なポイントがいくつかあります。とくにサイズは自分の実際の足の大きさにフィットしていない靴を履いていることで、負担がかかっているケースも珍しくありません。
ジャストフィットするサイズを探すこと
歩きやすいビジネスシューズを探すのであれば、自分の足の大きさや形にフィットするものを探しましょう。サイズの合っていない靴を履き続けると、どうしても足が疲れやすくなります。とくにチェックしたいのがかかとからくるぶしの部分です。ここのサイズがちょうどよく、ホールドできるような靴であれば疲れにくいのです。
おそらく靴を購入する際に試着して、サイズが合っているかどうか確認するでしょう。このときちょうどフィットするか、もしくは若干きつめのものを選びましょう。というのも革靴は履き続けると、若干横幅が伸びるからです。少し余裕のあるものを探すと、いつまでもフィットせずに歩きにくさを感じ続けることになります。
軽量の靴を選ぶ
歩きやすさでビジネスシューズを探すのであれば、重量も重要なポイントです。革靴は重くてかたい種類が多くなっています。しかし中には軽量を売りにしているビジネスシューズがありますので、こちらを一度履いてみるといいでしょう。長時間履き続けても、疲れにくく感じるはずです。
靴底はゴム製のものを
靴底もチェックしましょう。ビジネスシューズの場合、大きく分けてゴム製と革製の2種類に分類できます。両者を比較した場合、ゴム製のほうがクッション性に優れています。歩いているとき接地した際に足への衝撃を軽減してくれます。ですから歩きやすいですし、疲れにくいのです。
またゴム製の靴底のものはグリップ力も強くなっています。雨や雪の日でも地面をホールドできるので、滑って転ぶリスクを軽減できます。しなやかさもありますので、歩いたり走ったりするときに足になじみやすいのもおすすめポイントです。
使いやすさでも比較しよう
使いやすさという観点から、ビジネスシューズを比較する方法もあります。どのような性能が搭載されているかもチェックすると、扱いやすくて長年愛用できるような靴に出会いやすくなります。
防水性のある靴がおすすめ
ビジネスシューズを探すときには防水対応しているかで、候補を絞り込むといいでしょう。その名の通り水の内部への侵入を防止する機能で、雨の中を歩いても靴下が濡れて不快な思いをせずに済みます。防水フィルムを靴の中に入れることで、内部への浸水を抑止します。靴全体にフィルムを使っているものや従来よりも分厚いフィルムを使っているものなども見られます。性能によって価格も変わってくるので、両者のバランスの取れた靴を探すといいでしょう。
また防水機能のないビジネスシューズを購入して、雨の日には防水スプレーを吹き付けて対策する方法もあります。防水スプレーはドラッグストアなどでも取り扱っているので、一度チェックしてみてください。ただし革を傷めてしまう恐れもありますので、自分のビジネスシューズに使用できるか、正しい使い方をチェックしたうえでお買い求めください。
防滑の靴を探そう
雨や雪の日に歩いているときに滑って転んだ、転びそうになった経験はありませんか？雨天時の白線の上や雪が降った後アイスバーンになっているところは、とくに滑りやすいでしょう。滑るとカッコ悪いですし、打ちどころが悪いと結構なけがにつながりかねません。ビジネスシューズの中には、防滑性のものもあります。靴底の凹凸がしっかりしているものは滑りにくいのです。
アッパーをチェック
ビジネスシューズのアッパーもチェックしてみましょう。アッパーとは靴底以外の足を包んでいる部分のことです。アッパーの素材として天然皮革とフェイクレザーがあるのですが、天然皮革のほうが歩きやすいのです。天然皮革の場合、履けば履くほど自分の足の方にフィットして履き心地がよくなります。また足蒸れがしにくく、靴下の臭いなどもさほど気にならないでしょう。
まとめ
今の靴は歩きにくいと思うのであれば、選び方を間違えている可能性があります。ここで紹介した見分け方を参考にして、ジャストフィットする靴に買い替えてみませんか？
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