キャリーケースはどのサイズを選ぶ?失敗しないためのポイントと注意点を紹介

キャリーケースはどのサイズを選ぶ?
旅行や出張で、キャリーケースの購入を検討されている方も多いでしょう。底に車輪がついているキャリーケースは、荷物を運ぶのにたいへん便利です。しかしキャリーケースにはさまざまなサイズがあり、どのサイズを選べばよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。この記事ではキャリーケースのサイズを選ぶ際における、ポイントや注意点をご紹介します。

キャリーケースのサイズについて

キャリーケースのサイズを選ぶ時は、キャリーケースの「リットル」と縦・横・高さの「3辺の長さ」に注目してください。「S」「M」「L」といったサイズ表記があるかもしれません。しかしメーカーによってサイズの基準が異なるので、注意が必要です。また各航空会社は乗客の荷物に対して「3辺の長さ」で、サイズを規定しています。

キャスターやハンドルまで含めた長さを「総外寸」といいます。航空会社が定めるサイズ規定は「総外寸」で示されるのです。

キャリーケースのサイズを選ぶための3ステップ

キャリーケースは下記の3ステップで、適切なサイズを選択できます。

宿泊日数で必要なサイズの目安がわかる

一般的にキャリーケースのサイズを選ぶには「1泊10リットル」が、容量の目安です。しかし荷物の量には個人差があるため、少し余裕を持たせておくのがおすすめです。「拡張機能」がついているキャリーケースであると、ファスナーを開けて横幅を広げられるため余裕が持たせられます。キャリーケースの「拡張機能」は「マチアップ機能」「エキスパンダブル機能」とも、呼ばれます。

用途によって必要な準備物を整理しておく

必要なキャリーケースの容量をおおまかに定めたら、次は用途を考えて中に詰める準備物を整理しましょう。出張であると、パソコンを持っていくことが多いかもしれません。旅行であるとお土産の購入など、出発する時よりも荷物が増えることも考えられます。また気候によっても荷物の量は変わります。冬であるなら防寒着など、夏よりも持っていく衣類は増えることになるでしょう。

事前に荷物を準備してみる

「宿泊日数」と「用途」で必要な容量の目安と持っていくものが決まったら、実際に荷物を準備してみましょう。準備した荷物を30リットルのゴミ袋など、内容量がわかりやすいものに詰めます。縦・横・高さをそれぞれ測ると、購入すべきキャリーケースのサイズがわかります。またお土産の購入など旅行中、帰る時に荷物が増える場合は、そのスペースも想定しておかないといけません。今回の旅行だけでなく、宿泊日数が増えた場合なども見越して、購入するサイズを決めるとよいでしょう。

キャリーケースを購入する前にサイズについて注意する点

キャリーケースのサイズを決めたら、購入前に下記の点に注意してください。

航空会社が定める荷物のサイズ規定について

利用する航空会社のホームページで、荷物のサイズを確認しておきましょう。キャリーケースを機内に持ち込む場合と空港で航空会社に預ける場合で、サイズ規定は異なります。ここでは一例としてJALの国際線、国内線の荷物サイズ規定をご紹介します。荷物のサイズ規定は諸条件や航空会社によって変わるため、ホームページも合わせてご確認ください。

【JALの機内持ち込み荷物のサイズ規定】
国際線 国内線(100席以上) 国内線(100席未満)
サイズ 3辺の長さの和が115cm以内かつW55cm×H40cm×D25cm以内 3辺の長さの和が115cm以内かつ55cm×40cm×25cm以内
3辺の合計の長さが100cm以内かつ45cm×35cm×20cm以内
個数 上記条件を満たす手荷物1個と身の回り品(ショッピングバッグやハンドバッグ、お土産品など)1個の合計2個 同左 同左

重量 上記2個の荷物の合計が10kg以内 同左
同左


【JALの空港で預ける荷物のサイズ規定】
国際線 国内線
サイズ 3辺の和が203cm以内 3辺が60cm×120cm×50cm以内
個数 プレミアムエコノミークラス・エコノミークラス
手荷物2個まで無料

ファーストクラス・ビジネスクラス
手荷物3個まで無料 個数制限なし
重量 プレミアムエコノミークラス/エコノミークラス
1個あたり23kg以下

ファーストクラス・ビジネスクラス
1個あたり32kg以下

※JMB FLY ON ステイタス会員、JGC会員は別途規定あり
1人あたり20kgまで無料
(ファーストクラスは45kgまで無料)

規定サイズを超えると追加料金が発生しますので、注意が必要です。

持ち運びできるか

キャリーケースを持ち上げて、階段を上がることもあります。荷物の重量とサイズが、体格や腕力に合っているものにしましょう。国内の観光バスツアーなどで、旅行中に荷物を持ち運ぶ必要のない場合、この限りではありません。

家で収納スペースはあるか

家で収納するスペースがあるかどうかも、大切なポイントです。保管するスペースを確保しておく必要があります。サイズを測って、収納スペースがあるか確認しておくことをおすすめします。十分なスペースがない場合、キャリーケースのレンタルを検討してもよいでしょう。

まとめ

宿泊を伴う旅行や出張の場面で、持ち運びが便利なキャリーケースは大活躍します。1度購入したら、長期間にわたって活用できるため、自分の利用目的に適ったものを選ぶことが大切です。サイズと注意点を確認したら、あとはお店でお気に入りのものを探すのみです。「神戸元町リベラル」でも、おしゃれなキャリーケースを販売しております。ネットショッピングもご利用可能ですので、ぜひお気軽にご利用ください。